受け継がれてゆくこと

『余命』という映画を観た。
生きること死ぬこと、受け継がれてゆく命への循環。
人間愛の中にある絶妙なバランス。女性の強さ、男の脆さ、儚さ。
うつろいの瞬の太さを感じた。
永遠はない今を生きている、余韻の深く残る映画だった。

七色のクレパス

師走、今年も残すとこあとわずか。
今日、東武東上線の列車内の企画広告で
子供たちの描いた川越まつりの絵画を見た。
世の中が不景気の真っただ中、東京の路線の広告、チラシもかなり
減ってきている。そんな中、子供たちの描いた世界は、列車内
全面に張り出され、ひとつひとつが夢と希望に満ちあふれていた。
列車内で疲れはてたサラリーマンと反比例するかのように、
そこには確かな自由性があった。色彩華やかな人々の表情から
生命力を感じた。
未完成だからこそ、
完璧をもとめない素直な思いが絵の中に描き出されているからこそ、
自由な発想、希望がそこにはあるような気がした。
絵画トレイン
子供たちの素直さに希望を感じた。

晩秋

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(photo 東京・昭和記念公園)

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(-2,-1.5,-1.0,-0.5,0,+0.5,+1.0,+1.5,+2 )

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(+100,+90,+80.+70,+60,+50,+40,+30,+20,+10,0,-10,-20,-30,-40,-50,-60,-70,-80,-90,-100)

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フォトエディターセッション

昨夜、六本木で開催されたフォトジャーナリストの
セミナー、セッションに参加した。
特に、印象深く残る内容ではなかったが、
ある列席者のひとりから、
フォトエディター、ジャーナリストにとって
良い写真とは何か?という質問がでた。
その答えに、
あるフォトジャーナリストはこう語った。
『いい写真は、被写体との関係性がその写真から感じられるもの。
現場で感じる共通の意識が写真の中にあり、魂を感じるられるもの。
うそ偽りのない写真。』
デジタル化が急速に加速する時代の中で、
何が本当で真実なのかがあやふやになってきている。
現場を生き抜いたフォトジャーナリストだけが感える真実への
想い。彼の発言から確かなシグナルを感じた。

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ウェディングフォトグラフィー/フォトグラファー Yuji Nishijima

天命

先日のワールドシリーズ。
大リーグ、ヤンキース松井選手のMVP。
日本人の誇り、希望を与えてくれたニュースだった。
その時の、心境これまでの耐え忍んだ7年の日々をこう綴っていました。
『尊敬する長島茂雄・元巨人監督の教えだけは忠実に守り続けた。一心不乱に
バットを振ることが、復調への糸口と信じて疑わなかった。(素振りにこそ打撃の
すべてが凝縮されている) バットが空を切る音に耳を澄ませた。 』
苦悩の中に見た、孤独がゆえの栄光。
信じることの強さ、ひたむきで謙虚、寛容な松井選手の姿勢に
感動を覚えた1日でした。