Consideration5
☆日常生活の中で
どのような時間を過ごすかが写真の深み、奥行きを変えてゆく
そしてそれが写真を本質的に変化させる
生活パターン(衣食住)をもう一度見直す
注意力、着眼点、何処に視点を持って物事を見て考えてゆくのか
じっくりとモノを正確に把握する眼を養う
(模写と空想のイメージとは全く異なる)
モチベーションの持続と意識のコントロール
☆日常生活の中で
どのような時間を過ごすかが写真の深み、奥行きを変えてゆく
そしてそれが写真を本質的に変化させる
生活パターン(衣食住)をもう一度見直す
注意力、着眼点、何処に視点を持って物事を見て考えてゆくのか
じっくりとモノを正確に把握する眼を養う
(模写と空想のイメージとは全く異なる)
モチベーションの持続と意識のコントロール
渋谷Bunkamuraで開催されている
『アンドリュー・ワイエス』展を観に行って来た。
以前から気に掛っていた画家ではあったが、
想像していた以上に見応えのある作品ばかりであった。
何度となく立ち止まって見入ってしまった。
ワイエスの描く世界からは、一貫した確固たるイメージを感じた。
もの寂しい自然とそこに生きる素朴な人々の眼差し
深く重厚感のある色づかいと緻密で繊細な描写力
1枚1枚の完成度がとても高かった。
ワイエスの作品からは、私的な感情が排除された
写真で言えば写真の中に撮り手が写っていない。
描き手の存在は、空気のような存在だが、
しっかりとその絵画の中に意思は写り込んでいる
そんな作品だった。
印象深く残っている作品は、さりげない人物の後ろ姿を捉えた作品。
どの作品もフレーミングする中の一部分として(肖像画を除いて)
人物が描かれていているが、その自然と人と情景は静かに熱を持って
語りかけてくるものがあった。
ワイエスのポートレートを撮影した
Bruce Weber の写真もいい写真だった。
☆ドキュメンタリー写真で大切なこと
どの視点(着眼点)で撮影を進めて行くのか
どうルポタージュしまとめてゆくのか
テーマ性が(伝えたい気持ち)はっきりと明確にあり、
写真1枚に意思表示がある(キャプション、説明も含めて)
テクニックに勝るメンタル的な部分
そこが写真に写しだされる
気持ちがどこに向かっているのかが、一番に重要なこと
フィクション、ノンフィクションどちらなのか
見せ方を考える
☆ポートレート
人物の表情をどう表現するのか
喜怒哀楽のどの部分をイメージさせるか
多角的なアングルから被写体を狙ったとき、最良のアングルがある
それを瞬時に見分け、ミリ単位大きさで角度を決め切り取る
真正面から捉える場合、背後にるモノ、色合い、バランス
光の差し込む方向と人物を立たせる位置を考える
情景とポートレートの組み合わせ方
レンズの効果
☆全体と細部の構成
引きの写真(大)とアップの写真(小)
見開きに載せる写真と詳細な説明に載せる組写真
スタジオ撮影は、
クライアント
ディレクター
モデル(物)
カメラマン
デザイナー
スタイリスト
アシスタント
の連携によって撮影が行われる。
そこに流れる空気感を作り出すのは
カメラマンの仕事。
それによって写真の仕上がりが全くといていいいほど
変わってくる。
そんな中、眼に見えない意思疎通がとても重要になってくる。
コンマ何秒かの世界で、その瞬間に命を吹き込む。
カメラマンとアシスタント、そこを見守る周囲との呼吸(リズム)が一致したとき、
そこに緊張感が生まれ、その瞬間、何ものにも変えられない心地よさがある。
カメラマンという職業は、陰の仕事だが、
その1枚が仕上がるまでのプロセスは、なにかしら職人的な作業行程と似ている。
あわさりあう気持ち、そこから表現されるフォトグラフ
バッシャン
バッシャン
バッシャン
今日の撮影は、気持ち良かった。
ウェディングフォトグラフィー/フォトグラファー Yuji Nishijima
12月の始まり、東京の紅葉も終わりに近づき、
各地で黄色く色づいた銀杏の葉が、とても綺麗だ。
早いもので、後もう1ヶ月もすれば年が明ける。
来年年明けの取材に向けて準備を進めているが
時間がうまくコントロールでいない。
頭ではこうやりたいと思ていても、
何かとそうなっていかないのが現実。
そんな中、今月追い込みをかける。
来年は、今までとは違った時間を過ごしたい思っているし、
今年とは違ったアクションを起こしたいと考えているから。
自身と闘う中で、本来の自分で在り続けたい
写真と共に歩む旅の途上で
Photo is Life
を心に抱きながら進んでゆきたい。
様々な人と巡り逢う中で、
ちょっしたやさしい心遣いに
出逢うと気持ちが温まります。
当たり前のことを、気配りをもって接することのできる人は
本当に素晴しいと、つくづく実感します。
どんな時も、時代の波に揉まれるだけでなく
やさしい気持ちで触れ合えるそんな人で
あれたらと思う毎日です。
皆さんに支えられて本当に感謝です。
千本さん、中村さん、松井さん、育子伯母さん
有り難うございます。
☆瞬間続
人間の表情は様々な多角的な角度、マインドの状態によって様変わりする。
一つの動作を軸に、映像のコマ送りの状態をイメージし、そこで一番しっくりくる
アングルを切り取る。
美しい光があ差す場所には、必ず良い瞬間がそこにある。
光と被写体の捉える全体のイメージをもっと明確にし、様々なイメージ、
言葉にすればボキャブラリーを持つこと、増やすこと。
☆アングル
レンズの効果とそれに対する、完璧な構図で切り抜く。
微妙な。大小のセンスがその写真のバランス、被写体の存在感を変える。
もっと切り口をシャープに。
真正面からのゆがみのない絵を、
どんな状況でも素早くシャッター切れるようにする。
それと同時に、瞬時にファインダーの四隅が見えていること。
ここ最近、仕事に追われる毎日。
これでは、いけない。
自分の時間がうまくつくれていない。
取材に向け、今頭の中で描かれていることを
文章化してゆくことで整理してゆく。
コンセプトにそって、より明確なイメージづくり
題材のリサーチ
被写体との距離感、コミュニケートの方法
写真の重厚感、質感それに随時するフォトショップの技術を
磨いてゆくこと
日常撮影する題材から、再度写真を見直しとことん考え抜く
☆人物を捉えるにあたって
フレーミング
フォーカス
色
瞬間
表情
臨場感(イメージ)
場所と背景の関係性
そしてそれに通ずるマインドの動き
自分が写し出されるのか
それとも写らないのか
☆ひとつの構図に
どこまでシンプルに削ぎ落とせるか
またその中に入れ込めるか
バックグランドと被写体
そこに表現される本質に忠実、
イメージと重ね合わせるここと
頭・口・心 (三密)の一致
自身の哲学が写し出されているか
写真が表現の域に達すること
内面的なオリジナリティーへの探求
☆瞬間
カメラワークの利き手手人差し指の感覚を研ぎすます
シャッターを切るということ行為をより慎重にそして感覚的に
頭で考える前におすイメージ
止まった時ではなく、時間軸に本質がある