アルヴァ・アアルト-もうひとつの自然 展

心に栄養を、
神奈川県立近代美術館のアルヴァ・アアルト展へ。

“芸術と文化には、日常の暮らしに気品を与える効果があるという信念”

重厚感と高貴に満ち溢れた光、空間に品性を齎すあかり。

光とあかりの関係性、
調和と成熟された北欧文化に、
人々の佇まいを感じた。

181008

これまでの集大成、全力を懸け、無心でシャッターを切り続けました。
時を忘れるほど、ものすごい勢いで駆け抜けた貴重な瞬間の数々。
下半期の峠を越えて、素晴らしい撮影現場に巡り合わせていただけたことに、
心より感謝申し上げます。

久しぶりに右手が腱鞘炎ぎみになりながら、7年前のあの時の痺れを思い出しました。緊張感の連続の日々でした。

今年も残り数ヶ月、進化し続けたいです。

ヴィリニュスの風を感じて


バルト三国を巡って…

人が何かに祈りを捧げる姿に、心が洗われる。
その土地に住まう人々が教会に託した、思いを感じつつ、祈りの世界に触れる。
時と場と建築は、今の時代に語り、そして問い続ける。
悲劇の街にも、光は訪れ、新たなる生に循環してゆく。

時は止まることなく…

180901

アウシュヴィッツ
自らの足で歩き
その地に吹く風を五感で感じ
歴史の極端な傾きに問いかける
決して人類の歴史が繰り返されないために
負の場所を記憶する






































180519

時と共に節目を刻む
流れることなく
そして刻む意味を問う
持続の先にイメージする次へ繋がる世界
大切な熱を忘れないために

180405

夢と夢
行動と継続
時と共に
その思いは
必ず巡り循環する

180315

小田原文化財団、江之浦測候所。

記憶は意識を変える。

古代から今に至るまで、変わらぬ時の循環を感じさせ、
光・自然・建築・時の流れを思い起こさせる、
普遍的な場所。

本物は、極めてシンプルだと思う。

180311

心を静かに整え、7年目の3.11。
黙祷。

180303

MOA美術館。
内面に響きわたる静寂の空間、日本の古き和と品性を感じた。
これまでにない空間演出が、素晴らしい。

写真と湿度

人が、創り描く作品に、想いを巡らせる。
先日、久しぶりに湿度を感じる写真を観た。
人が、背負い生きてゆく中から、生まれる湿度。
共鳴し、胸の中に響きわたる一枚の写真。
何か懐かしく、とても普遍的な時を感じた。
撮り手の刹那的な”今”が凝縮されてる。
ストレートに響き、考える時間を与え、定着する、独特な写真世界。
其々に、託され与えられたフィールドが、何かしらあるように思えてならない。