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放射能により、分断された境界線。
フェンス、ガードレールがコンクリートの塊により固められている。
呼吸しない町、無音の世界を想像させられる。

国道6号線、福島第一原発に向け、行き交うの車両の数々。
楢原町の田畑や海岸沿いに、汚染廃棄物を積み上げた黒いドノ山が、点在する異色な風景。

富岡町、汚染除去の為に海岸沿い、町中、墓地を清掃する人々。
そこには、今尚、黙々と地道な作業を続ける人たちの姿が存在した。

一番遅れをとっている福島の復旧。
手つかずの大地に、居住制限区域ではようやく、小さな変化が見え始めてはいるが、ビジョンはカオスそのもの。

この現状の中、唯一の救いは、人々のやさしさとあきらめない姿勢だと思った。

3.11祈
いわき市内の平中央公園で行われた、キャンドルセレモニー。
人々の願いが、夜空に向け、ひとつの灯りとなり、ゆらゆらと光続ける。
透き通った薄暮の空に、月のあかりが、いわきの人々を照らし始めた。

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寝起きと同時に、これまでの気持ちと生理が福島に向かっていた。

どうしても、今の福島を現地で感じたくて、高速道路を北走り、ようやくいわきに着いた。
明日という日は、もう2度と繰り返されないから。
4年目を迎える3.11のFUKUSIMAを、今まで培った全てのエネルギーをこの地に注いで、無心で撮影したい。

忘れさせない、福島の人々のおもいを。

これまで、そしてこれから。

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怒りの感情は、ある種のキッカケであって、
考え行動する思考を創りだすための栄養かもしれない。

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“準備と努力は、裏切らない” N氏

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日本人のさりげない優しさに、古き良き、奥ゆかしさを感じる。

なんて美しい姿なのだろうか、ふとwedding撮影をしながら感じた、その時の情景。
記憶に深く焼き付けたいと思う瞬間。

常に相手を思いやる調和の文化、
もっともっともっと世界に広がれば、
争うなどなくなるはずなのに、、、

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“涙がこぼれ落ちる瞬間、これまでの不純物が濾過される。あなたがいて私が存在する。”
そのemotionを忘れない。

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“奥ゆかしい日本の美”